【実体験】フィンランド旅行はクレジットカードが必須!おすすめカードと失敗しない選び方ガイド

フィンランドは、ヨーロッパでもトップレベルのキャッシュレス大国
旅行者にとっても、クレジットカードが旅の快適さに直結します。

現金はどれくらい必要?

カードってどれでも使える?

この記事では、これらの疑問に答えつつ、フィンランド旅行で本当に使えるクレジットカードと、旅行者が気をつけるべきポイントを、実体験を交えてわかりやすくまとめました。

フィンランド旅行を予定している人必見です!!


結論:現金はゼロでも旅が成立する。

実際に以下でカードが使えます。

  • ヘルシンキ空港
  • ホテル(チェーン・個人宿両方)
  • HSLアプリ(交通)
  • トラム、電車、バス
  • レストラン、カフェ
  • スーパー(Prisma、K-Market)
  • アクティビティ(オーロラツアーなど)

現金しか使えなかった場面:0回

ロヴァニエミでも全く同じで「現金両替すらしなかった」というほどカード社会です。


結論:フィンランド国内の国際ブランドのシェアは、『Visa』と『Mastercard』の2つだけでほぼ100%を占めています

Visa』『Mastercard』のとちらか持ってれば基本大丈夫。

  • JCB、AMEX → 非推奨(オールドマーケット等で使えない店あり)

旅行者は万が一の盗難やカード会社のロック(不正利用防止)に備えて、異なるブランドのカード(VisaかMastercard)を2枚持っていくのが最強です。



ヘルシンキの鉄道・メトロ・バスを便利に利用できる HSLアプリ
英語ですが感覚でチケットが手軽に買えるので重宝します。

しかし、いざ買おうとしたら買えなかった話をします。

【注意】日本からは無理?HSLアプリの会員登録とクレカ連携の落とし穴

フィンランドの交通アプリ「HSL」は非常に便利ですが、日本での事前準備(登録)がつまづきポイントです。

実際に私が体験した**「日本で登録できなかった問題」と、現地で判明した「認証エラーの原因」を共有します。

🚫 日本では「会員登録」も「クレカ登録」もできなかった

旅行前に準備を済ませようと試みましたが、日本国内からはアプリのセットアップを完了させることができませんでした。

  1. 会員登録不可:日本からアクセスしているためか、アカウント作成の段階でエラーが発生(フィンランドからのアクセスが必要なようです)。
  2. クレカ登録不可:支払い方法の登録だけでもできないか試しましたが、クレジットカードの紐付け(決済手段の登録)も進められず。
  3. アプリのエラー:日本でアプリをダウンロードしておくことは可能ですが、フィンランドでエラーになってしまうため、再インストールすることに。。

フィンランド現地に到着してからでないと、正式な登録手続きができない。。

📱 登録には「SMS認証」と「現地滞在」がカギ

現地到着後も、登録には以下のハードルがあります。

  • 通信回線が必要: 登録には現地回線やWi-Fi下での操作が必要です。空港内の無料Wi-fiでも可能ですが、到着時に現地SIMの購入がオススメ。
  • アプリ登録にはSMS認証が必須: 日本の電話番号でも登録自体は可能ですが、SMS(ショートメッセージ)で認証コードを受け取る必要があります。「海外でSMSが受け取れる設定」か確認が必須です。
    ※ぼくの場合、現地SIMで通信しているため、日本の電話番号は使えませんでした。そのため現地SIMの電話番号を登録して認証しました。

⚠️ 私が認証に失敗した理由

現地でいざ登録しようとした際、私は以下の理由でさらに失敗してしまいました。

【状況】 HSLアプリのカード登録には「SMS認証」があります。

【結果:SMSが日本の電話番号のため届かず登録失敗】

【原因】「海外渡航の事前連絡」をカード会社にしていなかったためです。 エポスカードのSMS認証は当然日本での電話に届く設定のため、海外で使ってない場合は届かず。

渡航前には、「日本からは登録できない可能性があること」を割り切りつつ、「カード会社の海外利用設定(渡航連絡)」だけは必ず済ませておきましょう!


■ 認証できたカード:三井住友カード(NL)

エポスが認証できず詰んだところで助けてくれたのが 三井住友カード(NL)

  • 海外利用設定がアプリだけで完結
  • SMS認証も問題なし
  • HSLアプリの3Dセキュアもスムーズに通過

結論:HSLアプリでは三井住友カードが一番楽だった。


地方だからカードが使えない心配が……

ロヴァニエミ・イナリも完全キャッシュレス

  • サンタクロース村
  • レストラン
  • バス
  • アクティビティ受付
  • お土産屋
  • ホテル

まれに、超田舎のカフェなどに行くと現金のみの場所があるらしいが、私たちのような観光客が行きそうなところはほぼすべてクレジットカードが使えます。


結論:1回も使わなかった。

両替しても余るだけなので、
現金0〜20ユーロで十分。

※どうしても不安な人だけ少額だけ持つ感じでOK。

両替所は、空港内にわかりやすくあります。


■ トラブル

エポスカードをHSLアプリに登録するとき、
SMS認証が届かずログインできない → 交通手段が確保できない
という緊急事態。

■ 解決方法

三井住友カード(NL)を登録したら即通った。

おかげでその日の移動すべてがスムーズに。


旅行者向けにまとめると、実際に現地で最も安心だったカードは以下の通り。


🥇第1位:エポスカード

現地の買い物・飲食・交通 全部問題なく使える“最強の実用カード”。

  • タッチ決済もスムーズ。
  • 購入したものがリアルタイムにアプリで確認できる。
  • コスパのいい海外旅行保険が利用付帯で最強。
  • 海外利用停止サービスを登録している場合は事前に解除が必要(アプリで要確認)
  • 渡航前にカスタマーセンターに渡航の連絡をしておこう!(カードの裏面の電話番号に連絡)

フィンランドではほぼ全てエポスカードを使いました。

🥈第2位:三井住友カード(NL)

ネットで海外渡航申請が可能。

  • 海外でのネット購入もスムーズ。。
  • 過去の海外利用実績がなくても通りやすい
  • タッチ決済はできない💦挿入と4桁のパスワードは忘れずに。
  • 海外利用によるセキュリティ緩和申請をしておく(最大1ヶ月間)

「+1枚」として登録ならこれ。


🔒 なぜ「セキュリティ緩和申請」が必要なのか?

カード会社は、普段日本国内でしか使われていないカードが、突然海外の店舗で使われると**「不正利用の可能性あり」**と判断し、安全のために一時的にカードの利用をストップさせる仕組みを持っています。

これが、あなたが現地で買い物をしようとした瞬間にカードが使えなくなる原因です。

この申請をしておくことで、カード会社に「これから本人が海外で使う予定です」と伝えることができ、不正利用検知システム(不正検知アラート)が過剰に作動するのを防ぐことができます。

つまり、海外での利用がスムーズになるための、お守り代わりの手続きなのです。

⚠️ 注意!緩和申請の対象となる取引

三井住友カードのこの緩和申請は、すべての取引に適用されるわけではないことに注意が必要です。

  • 対象: 海外の店舗での**「カード挿し込みによる取引(ICチップ決済)」**
  • 対象外:
    • 国内の取引
    • タッチ決済(Visaのタッチ決済など)
    • 非対面の取引(ネットショッピングなど)

ほとんどの支払いはタッチ決済かICチップ決済が中心ですが、特にセキュリティが厳格な店舗や、ガソリンスタンドなど一部の決済では、この申請が役立つ可能性があります。

🥉第3位セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス®・カード

海外旅行の「保険・サポート」を重視する人向けの1枚

セゾンゴールド・アメックスは、三井住友カード(NL)やエポスカードではカバーしきれない「万が一」に強いクレジットカードです。

おすすめポイント

  • 海外旅行保険が自動付帯
  • 空港ラウンジ利用可(国内+一部海外)
  • 海外キャッシング対応
  • セゾンのサポート体制が強い
  • ゴールドなのに比較的持ちやすい年会費

注意点(正直レビュー)

アメックスはVISA/Masterより加盟店が少ない
メイン決済には不向き
→ だからこそ「3枚目・保険用カード」として最適


フィンランドは世界トップレベルのキャッシュレス国家。
海外旅行でクレジットカードは、パスポートとスマホと並ぶくらい重要なアイテムです。

最後に必要な準備を整理します。


  • エポスカード → 海外利用の事前連絡、海外利用停止サービスを登録している場合は事前に解除
  • 三井住友カード → アプリで海外利用設定確認
  • 物理カードを持参

  • エポスカード … 現地決済の最強アイテム
  • 三井住友カード(NL)…事前に申請しとけば海外でのSMS認証回避できる
  • セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス®・カード…保険を自動付帯させたい人向け

ヘルシンキはもちろん、ロヴァニエミやイナリでも完全キャッシュレス。
困る場面はありませんでした。

クレジットカードさえあれば怖いものは何もありません!

ぜひ快適で楽しいフィンランド旅行を!!

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